Antoine Saout
少し前まで、このポーカー界の新星は、エンジニアリングを専攻する学生で、ポーカーは面白そうなゲームだなと思う程度に過ぎませんでした。
現在、 Antoine Saout は、チームエベレストプレイヤーとしてのスポンサー契約を結ぶWSOP November Nineのメンバーです。
Antoineのポーカーの富と名声への旅は2007年の春に始まりました。TVで放映されているゲームを見て興味を持ったのと、その当時に彼の姉がエベレストポーカーで無料でプレイし始めたのがきっかけでした。
Antoine は姉に続き、tonio292というスクリーン名でエベレストアカウントを開設しました。その後数ヶ月は無料でプレイしながら、基礎固めと基本戦略を身につけることに集中しました。
初回預金を行うと、Antoine はバイインが$5~10のsit & go やマルチテーブルトーナメントでプレイするようになりました。バンクロール管理が上手になり、サテライトでよくプレイするようになりました。段々コンスタントに上位に入賞して賞金を獲得するようになり、ゲームに勝ちつづけ、エベレストポーカーのマルチテーブルリーダーボードの上位を占めるようになりました。
7~8ヶ月の間にスキルと戦略を固め、バンクロールを築いたAntoine は、ライブイベントの出場権獲得を目指すことに決めました。
「Spanish Poker Tour は、僕がポーカーのライブトーナメントを学んだ場所です。 2008年SPTアランフエスは、とてもいい経験となりました。 2日目の終了時には、8000チップしか手元にありませんでした。 アベレージは20,000。翌日はいいハンドがきてダブルアップが続き、52,000 チップまで上りつめました。」«
「2、3回撃沈して敗退しましたが、SPTを経験してから、ライブポーカーをプレイしたいという意欲が沸くようになりました。」
Antoine は、2009年の主な目標を、ライブポーカーの経験を積むことに定めました。Dublin Deep Stackに備えるため、地元のカジノで€2/€4 キャッシュゲームをプレイするようになりました。そして、SPT カステリオンとSPT セビラへの出場権を手に入れました。
彼はオンラインでエベレストポーカーのWSOPステップを上り、WSOPサイドイベント #54だけでなく、$10,000 のWSOPメインイベントへの出場権も獲得しました。
ポーカーを始めてから1年未満のフランスのブルターニュ地方出身の25才にとって、最大規模で華やかな2つのポーカーイベントのトーナメントに出場を果たしたことは、大きな励みとなりました。しかし、元ペタンクの地区・地域大会のチャンピオンである彼は、更に快挙を遂げました。
全く初めてのWSOPで、Antoine Saout は著名なポーカープロを含む6,485名のプレイヤーを勝ち抜き、2009年 WSOP メインイベントの決勝戦に進出したのです。
「少なくとも始めの頃は、このような展開を全く予想していませんでした。1日1日をこなしていきました。特に1ミリオンマッチがありましたから、主な目標は、上位3~4位に入り賞金を獲得することでした。」
トーナメントが進むにつれて、Antoineの目標も大きくなりました。
「賞金を獲得した後は、上位200位に入ることを目標にしました。それを達成した後は、上位100位を目指しました。テーブルの数の残りが減っていくにつれて、あと23テーブル、22、21...という風に考えました。
「決勝テーブルに進出したときの気持ちは言い表すのが難しいですね。大きな達成感がありました。僕を含め、9人のプレイヤー同士で、お互いの健闘を称えあっていました。」
「ポーカーでは、ライバル同士であっても真の一体感があります。」
Antoine は、WSOP メインイベントで決勝テーブルに進出した初めてのエベレストポーカー プレイヤーというだけではありません。November Nineで2人しかいないヨーロッパ人のひとりであるAntoine は、フランスが史上最高の快挙を遂げた2009年WSOP メインイベントで、賞金圏内の19名のフランス人プレイヤーのひとりとなりました。フランス人のプレイヤーが決勝テーブルに進出したのは、1998年以来の出来事です。
Antoine は、「フランスには、国際的に有名なプレイヤーが増えてきており、メインイベントで上位100~200位に入るフランス人プレイヤーもたくさんいます。」と言います。
「フランスポーカーの人気はフランスだけではなく、全世界に広まっているんです。」



